Linux支援団体である米オープン・ソース・デベロップメント・ラボ(OSDL)は8月27日、アジア向けLinux開発のリーディングカンパニーであるターボリナックス(矢野広一社長)が、同団体の最新メンバーとして参加したことを発表した。
「OSDL」は、Linuxの成長とエンタープライズでのLinux採用を促進することを目的に設立されたNPO。グローバルなIT業界のリーダー企業のコンソーシアムがサポートし、米国と日本にある最先端のコンピューティングおよびテスト環境を世界中の開発者に提供している。今回、ターボリナックスが参加したことで、世界中で製品を提供している主要なLinuxディストリビューションのほとんどが、同団体に集結したことになる。
ターボリナックスは、アジアで最も普及しているLinuxディストリビューションの1つであり、独自のLinuxディストリビューションに加え、Linuxのダブルバイトキャラクタサポートの開発でも実績をもつ。
また、アジア言語のサポートにおける技術的な専門知識が高いことを生かしたエンタープライズクラスのサービスとサポートによって、Linuxをビジネスおよび政府機関向けのOSに成長させてきた。とくに中国では、いち早く「Turbolinux」をベースとした「キャリア・グレードLinux」を導入するなど、アジアでのLinux利用を加速させている。
同社は今後、日本、中国、およびアジア市場におけるOSDLのLinuxイニシアチブ獲得に注力するとともに、よりグローバルなLinuxOSの発展に向け、同団体と緊密に協業していく方針。
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