日本ベリサインと、ネットワーク・セキュリティ・ソフトの開発を手掛けるサイバーテックは8月27日、電子証明書を使ったDRM(デジタル著作権管理)分野で協業すると発表した。
中小規模の企業・組織向けに、日本ベリサインのPKI(公開鍵基盤)サービス「VeriSign OnSite」と、サイバーテックのセキュリティ製品「TrustOffice21」を組み合わせて提供する。これにより一般的なパソコン環境で、電子メールデータやMicrosoft Word、Excel、PowerPointのドキュメントファイルに、暗号化や電子署名などが行えるようになる。
TrustOffice21は、Microsoft Officeのアドオン製品としてサイバーテックが開発したソフトウェア。Officeドキュメントの暗号化、電子署名、自動破棄、流出防止といった機能を備える。
VeriSign OnSiteは、認証局構築のアウトソーシングサービス。企業が自社独自の電子証明書を発行できるのが特長。登録・承認プロセスは企業が行い、証明書の発行・管理にかかわるバックエンドサービスを日本ベリサインが担当する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」