デルコンピュータとネットマークスは8月26日、マルチベンダー環境下におけるSAN(Storage Area Network)システムの構築や保守サービスに関して、協業すると発表した。
今回の協業により、両社はUNIXプラットフォームや他社製IAサーバを採用する環境などに、デルとEMCの共同ブランド「Dell|EMC」製品を使用したSANを提案し、小中規模のSANを導入する顧客に向けて、設計や導入、保守といったサービスを提供していく。
Dell|EMCは、大規模基幹システムの構築、ディザスタリカバリ(災害復旧)、ストレージ統合などの用途に、SANやNAS製品を提供するブランド。
デルは、Dell|EMCブランドを、企業向け事業強化のための戦略製品に位置付けている。特に今後中・小規模のSAN市場が拡大すると見込んでおり、マルチベンダー環境でのSAN構築分野でネットマークスと協力することで、こうした顧客のDell|EMC製品導入を支援したいという。
ネットマークスは、SANシステム内でサーバとストレージをつなぐHBA(ホストバスアダプタ)について、米EMCとパートナー契約を締結している。日本およびアジア地域に向け、EMC認定HBAの供給と技術サポートを行なっているため、 「Dell|EMC製品に関してもスムーズな接続を実現する」(デルとネットマークス)としている。
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