日本ユニシスとドリーム・アーツ、企業情報ポータル構築事業で提携

 日本ユニシス(島田精一社長)とドリーム・アーツ(山本孝昭社長)は8月25日、企業情報ポータル(EIP:Enterprise Information Portal)構築事業で業務提携したと発表した。

 日本ユニシスでは、ドリーム・アーツが提供する次世代フロントエンドEIP製品「INSUITE Enterprise」の販売に関して提携し、より幅広い企業ポータルソリューションの展開を行っていく。

 企業情報ポータルは、社内外に散在する情報・知識をユーザーの画面上に集約して表示することで、社内外の情報資源の活用を効率化するための仕組み。両社は流通業界に限らず、既存のシステム環境を維持しつつEIPの導入を図りたい企業、分散している情報資源の有効活用を図りたい企業など、あらゆる業種の大規模組織に向けて、付加価値の高いポータルソリューションとして展開していく考え。

 また両社は、今回の提携のファーストユーザーとして「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング(玉塚元一社長)において、「INSUITE Enterprise」の採用が決定したと発表した。ファーストリテイリングでは、現在推進している次期事業システム構築プロジェクトにおいて、本部に属する役員およびスタッフに対し、さまざまなシステムを統合するインフラとしてポータル環境を構築する。

 ファーストリテイリングが「INSUITE Enterprise」を採用したポイントは、JavaやXMLなどのプログラミングによる従来の企業ポータル構築プラットフォーム製品に比べ、

  1. プログラミング無しでポータル構築でき、飛躍的にコスト、導入期間が圧縮可能
  2. 稼働後の運用負荷が低く、メンテナンスコストが大幅に圧縮可能
  3. 機能、インターフェイス、スピードなどの優れたユーザビリティ
  4. 拡張性、安定性、セキュリティなど、エンタープライズレベルの品質・性能
  5. 総合的な投資対効果が国内で入手できるEIP製品・サービスとして最も優れている

 ――など。

日本ユニシス
ドリーム・アーツ

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