東芝、パッケージサイズ1mm四方のロジックICを発表

ニューズフロント2003年08月20日 15時59分

 東芝は8月19日、パッケージサイズ1mm四方で厚さ0.48mmのロジックICを7製品発表した。サンプル出荷を同日より開始する。「リードタイプで世界最小の1ゲートCMOSロジック製品」(同社)という。

 新製品は、電子信号を反転させるインバータ回路など、論理演算の単位回路(基本ゲート)を個々にチップ化したもので、携帯電話機、デジタルカメラ、ノートパソコンなどへの組み込みを想定する。携帯電話機の場合、1台あたり数個〜数十個の需要を見込む。

 設計や組立技術の最適化により、側面に設けたリード端子を含め1mm四方に収めたことで、従来のUSVパッケージ(Ultra Super Mini 5ピン)のサイズ2mm×2.1mmと比べ、実装面積を76%削減した。

 サンプル価格は1個30円。9月から月産200万個で量産を開始し、2004年には月産2000万個を目指す。

東芝のプレスリリース

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]