日本HP、64ビットAlphaプロセッサ搭載の32ウェイサーバを出荷開始

ニューズフロント2003年08月19日 16時14分

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は8月19日、64ビットAlphaプロセッサ「Alpha21364(通称:EV7)」を32個搭載可能なサーバマシン「AlphaServer GS1280 モデル32」を同日より販売、出荷開始すると発表した。

 同マシンの提供は、2002年5月、米HP(Hewlett-Packard)と米Compaq Computerが合併した際の製品ロードマップに沿ったものとなる。この時HP社は、Compaq製のEV7と、それに続くEV79の開発継続について約束していた。

 今回の新製品は、AlphaServerファミリの最上位モデルで、搭載可能なプロセッサ数を従来の16個から32個に拡張している。これにより「HP社の従来システムや競合他社の32ウェイシステムに対して、8倍以上のメモリバンド幅を実現した」(同社)。

 EV7プロセッサ搭載のAlphaServerファミリは、2CPUを実装したCPUボード単位でハードウェアパーティショニングが可能となる。ハードウェアパーティショニングとは1つのシステムのCPUやメモリ、I/Oオプションなどのリソースを複数のパーティションに割り当てる技術。これにより、それぞれのパーティションを独立したシステムのように動作できる。

 今回販売するAlphaServer GS1280 モデル32の主な仕様と価格は以下の通り。

  • 1150MHz動作のEV7プロセッサを標準で8個搭載(最大32個搭載可能)
  • メインメモリは標準で8Gバイト(最大128Gバイトまで搭載可能)
  • 1.75MバイトのオンチップL2キャッシュ
  • RAIDメモリオプションをサポートするN+1冗長電源
  • ハードディスク装置の容量は36Gバイト
  • OSは「Tru64 UNIX V5.1B」の無制限ユーザライセンスを付属
  • 「OpenVMS V7.3-1」ライセンスを提供するモデルも用意する
  • 希望小売価格は1億3184万6000円〜

 なお、日本HPは、2003後半にEV7プロセッサを最大64個まで搭載可能な製品を出荷する予定。また2004年にはEV79 Alphaプロセッサを搭載した製品の発表も予定している。

日本HPのプレスリリース

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