J-フォンは8月18日、国内・海外双方で利用可能な携帯電話向けインターネット接続サービス「ボーダフォンライブ!」を10月上旬から提供開始すると発表した。「写メール」「ムービー写メール」といったJ-フォンのサービスが海外でも利用できるようになる。月額使用料は300円、通信料はパケットあたり国内0.2円。海外では10Kバイトまでが100円、それ以上は1Kバイトにつき5円の追加料金がかかる。
ユーザーは、国内では3G携帯電話の国際通信規格「3GPP」に準拠したW‐CDMA方式のネットワーク(下り最大384kbps)を、また海外でもローミング先事業者が提供するGSM方式のGPRSネットワーク(同48kbps)に接続してインターネットを利用することが可能となる。
従来のサービスで提供していた3GPP準拠のショートメッセージサービスに加え、1通あたりの容量200kバイトまでのメール送受信可能。また3GPP準拠の動画フォーマットMPEG‐4形式に対応したことで、最大40秒間の動画ファイルも送受信を可能にした。PDC形式の携帯電話サービスなどで提供していた192文字相当のメールを無料受信できる機能も継承する。ウェブ閲覧機能は、1ページあたりのダウンロードサイズを最大200Kバイトまで拡大した。
サービスはまず、ボーダフォングループが展開する英国、スペイン、ドイツで利用可能とする予定で、サービス開始後も、利用地域を順次拡大していくという。
またJ-フォンは、サービス提供開始に合わせ、ボーダフォンライブ!対応電話機「V801SA」(三洋電機製)の販売を始める予定。
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