マクロメディアは8月6日、ウェブ・アプリケーション・サーバMacromedia ColdFusion MX 6.1の販売を8月25日より開始すると発売した。なお同社のオンラインストアでは、8月20日からの発売となる。
同社によると、ベンチマークテストでMacromedia ColdFusion MX 6.1の性能を計測したところ、ColdFusion 5に比べ最大172%高い値を記録したという。またダイナミックeメール作成機能を強化したことで、「従来バージョンに比べ、メッセージを50倍以上も速く送信できる」(同社)としている。
Macromedia ColdFusion MX 6.1では、エンタープライズ版とスタンダード版の2種類を用意する。エンタープライズ版はスタンドアロンのサーバとして、バンドルバージョンのMacromedia JRun 4(プロフェッショナル版)やIBM WebSphere、BEA WebLogicなどの他社製アプリケーションサーバ上に配置できる。この結果、「選択した環境へColdFusionをより簡単に統合できると同時に、単独サーバで動作しているColdFusionの別々のインスタンスにアプリケーションを隔離することで、セキュリティと信頼性を高められる」(同社)。
一方、エントリーレベルのスタンダード版は、基本的なウェブサイトや中小規模のアプリケーションを開発する企業など向けの製品である。
両版の価格は以下の通り。
【エンタープライズ版】
【スタンダード版】
なおColdFusion MXユーザーは、無料でアップグレードできるという。またボリューム版、エデュケーション版、ライセンス版や、アップグレードの詳細については、ウェブサイトに掲載している。
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