ソニーマーケティングは8月4日、小型ワイヤレス液晶ディスプレイをリモコンとする新しいプラズマ<ベガ>シリーズ「KDE-P50HZ1(50V型)」と「KDE-P42HZ1(42V型)」を発売すると発表した。発売日は、P50HZ1が10月10日、P42HZ1が9月10日となっている。また価格は、P50HZ1が140万円、P42HZ1が115万円。
HZシリーズは、大画面プラズマディスプレイ、BS・110度CSデジタルハイビジョン放送や地上波放送に対応するメディアレシーバー、そして7V型液晶ディスプレイ搭載の「パレットディスプレイ」で構成されている。
プラズマディスプレイとパレットディスプレイの間は、IEEE802.11aを利用した無線で通信を行なう「エアタクトシステム」が特徴だ。たとえば、パレットディスプレイの画面を手前から上になぞる動作(スロウ)を行なうと、パレットディスプレイで視聴中の番組やインターネットストリーミングがプラズマディスプレイに映し出される。反対に、パレットディスプレイの画面を手前になぞる動作(キャッチ)を行なうと、プラズマディスプレイで表示されているコンテンツがパレットディスプレイに映し出される。その他、パレットディスプレイの画面でV字を描く動作(スワップ)で、パレットディスプレイとプラズマディスプレイの映像を入れ替えることができる。チャンネル選局はパレットディスプレイを左右になぞる動作で行なわれる。
パレットディスプレイではプラズマディスプレイでテレビ番組を視聴しながら、同時にインターネット上のWebブラウジングが可能。また、両ディスプレイともにReal Video9/Real Audio8、およびびOn2 VP4/6でエンコードされたストリーミング映像、音声の再生が可能だ。さらにSo-netが提供しているテレビ向けポータルサイトへ簡単にアクセスができるように設計されている。
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