コクヨ(黒田章裕社長)は8月1日、スキャンした名刺を自動的にテキスト変換して情報管理できるコンパクトな名刺管理ツール「名刺ブレーン」を8月10日に発売すると発表した。価格は1万2800円。
新製品の本体(スキャナ)は、携帯や保管に便利な名刺大のコンパクトサイズ(W102×D62×H23mm)で、パソコンとの接続にUSBケーブルを使用する。
ソフトには高精度のOCRエンジンを搭載しており、スキャンして取りこんだ名刺情報を自動的にテキスト変換する。テキスト変換したデータは、名前、会社名、住所など、それぞれのフィールドに自動格納するため、手間をかけずにデータベースを作成できる。また、マルチキーワードで検索することができるほか、CSV形式でデータを出力することができ、他のソフトウェアで名刺情報を活用することも可能。
同社では、年間1万2000台の販売を見込んでいる。
なお、黒台紙の名刺ホルダー「クールフェイス」も同時発売する。「クールフェイス」は、A4サイズの黒台紙を使用するリング形式の名刺ファイルで、市販のスキャナを利用して10枚の名刺を台紙に入れたまま一括して取り込むことができる。300人分の台紙15枚タイプ(1700円)と500人分の台紙25枚タイプ(2100円)があり、追加用の200人分の台紙セット10枚(550円)も用意した。
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