アップルコンピュータは8月1日、同社のビデオ編集アプリケーションFinal Cut ProR 4(ファイナルカットプロフォー)に付属していた音楽制作ツール、Soundtrack(サウンドトラック)を、8月29日より単体製品として販売すると発表した。
Soundtrackには、4000個以上の著作権フリーのオーディオループとさまざまなサウンドエフェクトが入っている。「ビデオ編集者やDVD製作者、ウェブ開発者といった人々に、高品質の音楽を制作できる強力かつ使いやすいツールを提供する」(同社)
「SoundtrackはFinal Cut Pro 4のユーザーのあいだで非常に人気が高い。Soundtrackにより、音楽制作の経験のないビデオ編集者でも高品質な著作権フリーの楽曲を作り出し、時間と経費を節約できるようになった」(米Apple Computerアプリケーション担当シニアー・バイス・プレジデントのSina Tamaddon)
同ツールでは、各オーディオループをドラッグ・アンド・ドロップしてブロックのように積み上げて1つの作品を作る。素材となるループには録音時のキーやテンポが存在するが、Soundtrackは作品に合わせてループを調整し、調和を保つようにしてくれるという。
Soundtrackのそのほかの主な特徴は以下の通り。
Soundtrackの価格は3万4800円。Apple Store(アップルストア)および小売店で販売する。学生や教育機関関係者向けには、2万9800円のアカデミック版を用意している。なおApple Storeでは、8月2日より購入申し込みを受け付ける。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果