マイクロソフトは7月30日、大学などへのIT教育支援の取り組みを強化すると発表した。「次世代のIT技術者育成を目的とする」(同社)
同社によると、大学では従来、主に大型計算機を中心とした教育/研究をカリキュラムに組み込んでいたという。それに対し近年は、「パソコンの普及や産業界のニーズにともない、WindowsをベースとしたOSの教育/研究を導入する取り組みが始まっている」(同社)。これを受け同社は、2002年4月から大学などの高等教育機関向けにIT教育/研究を支援するMSDN Academic Allianceという取り組みを提供し、学生向けプログラミング学習サイト、GotDotNet Japan Studentの運営をしてきた。
同社はこれらの支援策を強化するため、以下の活動を展開する。
MCA取得を目的とするカリキュラム導入を支援するための、教員などを対象とする無料講習会。教員によるMCA取得を目指すほか、学内でMCA取得講座を開設するための参考にしてもらう。
最新IT事情と技術を紹介するセミナー形式の大学生/高校生向け講習会。実際のプログラミング方法や、企業で使われている最新技術などを解説する。
大学などでWindowsや.NET関連技術を扱う講座を実施する際に、マイクロソフト社員が出張講義を行う。
講習会の開催日程など詳細情報は、同社のウェブサイトに掲載している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス