SRAは7月29日、ノルウェーのTrolltechと付加価値再販業者(VAR)契約を締結し、Qtデスクトップ版と関連サービスの提供を開始したと発表した。日本語でのサポート、コンサルティング、トレーニングの提供を行い、「初年度売り上げとして1000万円を目指す」(SRA)という。
Qtは、 一つのソースコードから複数のプラットフォームで稼働するアプリケーションを開発できるC++ GUIツールキット。UNIX 、Linux 、Windows 、Mac OS X向けアプリケーションを構築できる。
ネイティブAPI上に構築されたAPIレイヤーではないため、Javaに比べコストが低く、またバーチャルマシンを必要とせず、それぞれのプラットフォームのネイティブコードで実行できるため高速だという。
さらに、APIは単純かつ洗練されたGUIモデルを採用しているため、習得に高度な知識や複雑な技巧を必要としないこと、無償のGPL/QPLライセンスと商用ライセンスの両方を提供しているため、開発者が目的に応じてライセンスを使い分けられることなどに特徴があるという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
トラディショナルからモダンへ進化するBI
未来への挑戦の成功はデータとともにある
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境