マイクロソフトは7月29日、MacintoshでWindowsアプリケーションが利用可能となるバーチャルマシン製品、「Microsoft Virtual PC for Mac Version 6.1」シリーズを、8月29日から販売すると発表した。
Virtual PCは、1台のパソコン上で複数のOSを同時に稼動させるためのソフトウェア。米Connectixが開発し、「Virtual PC for Mac」「Virtual PC for Windows」などの製品を販売していたが、2003年2月に米MicrosoftがConnectixから同技術を買収したため、マイクロソフト製品として販売することになった。
「今後はVirtual PC for Macシリーズ製品をMicrosoft Office v. X for MacやMSN Messenger for Mac」と同様にマイクロソフトのMacintosh対応製品として提供していく」(マイクロソフト)という。
マイクロソフトは、Virtual PC for Macシリーズの通常版に加え、バージョンアップグレード版、Windows製品を同梱した3製品を含む、合計5製品を販売する。また、Microsoft Open LicenseやMicrosoft Selectなどの企業向けライセンスプログラムでも、2003年10月より提供開始するという。
Connectixがこれまで販売していたVirtual PC for Macシリーズ製品(Version 5/Version 6)の技術サポートは、マイクロソフトが引き続き行う。
製品と推定小売価格は以下の通り。
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