マイクロソフトは7月28日、メールサーバソフト「Microsoft Exchange Server 2003」の発売に先だって、同製品のモバイル機能に対応した携帯電話機とPocket PC端末のリストを公開した。
マイクロソフトが各社の協力を得て動作確認を行ったもので、リストには、NTTドコモ、KDDI、J-フォンの提供する携帯電話機と、カシオ計算機、東芝、日本ヒューレッド・パッカード(日本HP)、富士通といったメーカーのPocket PC端末、合計31機種を掲載している。
Exchange Server 2003では、モバイル端末からサーバーへのアクセス機能を標準で備える。これには、携帯電話やPocket PCが搭載するブラウザから電子メールの作成、返信、予定表の参照、連絡先の検索を行うOutlook Mobile Access機能、そしてPocket PC 端末から直接Exchange Server 2003 上の電子メール、予定表、連絡先データを同期するExchange Server ActiveSync機能がある。
マイクロソフトが公開したリストの内容は以下の通り。
- NTTドコモ:
- FOMA F2051、N2051、N2102V,D504i、F504i、N504i、P504i、SO504i、D503iS、F503iS、N503iS、P503iS、SO503iS
- KDDI:
- A3012CA、A3011SA、C5001T
- J-フォン:
- J-SH51、J-T51
- カシオ:
- Cassiopeia E-2000、Cassiopeia E-3000
- 東芝:
- GENIO e550C、GENIO e550G、GENIO e550GD、GENIO、e550GS、GENIO e550GX
- 日本HP:
- iPAQ Pocket PC H3850、iPAQ Pocket PC H3870、iPAQ Pocket PC H3950、iPAQ Pocket PC H3970、HP iPAQ Pocket PC h5450
- 富士通:
- Pocket LOOX
Exchange Server 2003は8月から、Standard EditionとEnterprise Editionをそれぞれ従来製品Exchange Server 2000と同じ価格で販売する。
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