松下電器産業は、社内カンパニー松下ホームアプライアンスの家電品ネットワークシステム「くらしネット」に、ACCESSの情報家電向けブラウザNetFrontを採用した。ACCESSが7月24日に明らかにしたもの。
くらしネットはエコーネット準拠の小電力無線技術を利用し、コントローラ部分に相当する「くらしステーション」を介して家電品などの機器をネットワーク接続するシステム。宅内の機器制御のほか、インターネット経由で松下のセンターサーバ(くらし環境情報センター)と種々の情報やデータを送受信し、ユーザーに情報を提供する。
くらしステーションにNetFrontを採用したことで、くらしネット対応家電がインターネット接続可能となり、サービスを提供するサーバとのあいだでデータを交換できるようになる。
データ送受信やユーザーインターフェース機能を提供するNetFrontは、外出先から携帯電話による状態監視や遠隔操作、各家電向けプログラムのダウンロードなども行える。「今後さらに広がるブロードバンド社会に向け、安心できる便利で楽しいくらしの実現の一役を担う」(ACCESS)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス