日本IBMと子会社の日本ラショナルソフトウェアは7月23日、8月1日付けで両社が合併すると発表した。日本ラショナルソフトウェアは解散し、同事業は日本IBMに統合され、日本IBMソフトウェア事業部の一部門となる。
この統合により、日本ラショナルソフトウェアが提供するRational製品は、IBMの4つのソフトウェア製品ブランド「WebSphere(ウェブスフィア)ソフトウェア」「インフォメーション・マネジメント・ソフトウェア」、「Lotusソフトウェア」 、「Tivoliソフトウェア」と並ぶ5つ目のブランドとなる。
「ラショナルのオープンなソフトウェア開発環境は、開発スピードの短縮や品質の向上につながる。(統合により)個々の製品の強みとオープン性を生かしながら、より密接な連携による付加価値を提供する」(両社)
ラショナルソフトウェアの販売・サポートは、日本IBMが引き続き行う。
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