富士通は7月22日、視覚障害者にとってウェブページが読みやすいかどうかを診断するソフトウェア、WebInspector(ウェブインスペクタ)2.0を同日より同社のウェブサイトで無償提供すると発表した。
同ソフトウェアは、同社が策定したアクセシビリティ指針の49チェック項目のうち、19項目について診断し、ウェブページ内の問題のある個所と修正方法を表示する。チェック項目のなかでも、白内障者や色弱者に読みやすい文字色と背景色の組み合わせかどうかの診断は、「ウェブアクセシビリティ診断ソフトウェアとして業界初の機能」(富士通)。現状の音声ブラウザへの対応なども効率良く診断できるという。
対応OSは、Microsoft Windows 98(Second Editionを含む)、Windows Me、Windows NT 4.0(Service Pack 5以降を適用)、Windows XP Home、Windows XP Professional、Windows 2000(Service Pack 2以降を適用)と、Mac OS X(version 10.1.3以降)。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」