東芝は7月18日、SD(セキュア・デジタル)カードを利用した新しいDRM(Digital Rights Management)システムを開発したと発表した。SDカードに記憶した「鍵」と対応するビューワソフトを利用することで、デジタルコンテンツを違法コピーから守ることができる。
このDRMシステムでは、SDカードが持つ著作権保護機能と、カード1枚ごとに振られている識別番号(ID)を利用して、コンテンツを開く鍵そのものを暗号化するもの。鍵をコピーしてもオリジナルのSDカードでなければ鍵としての機能を果たさない。
また、コンテンツと鍵を別々にすることで、一層セキュリティが強化されるという。例えば、デジタルコンテンツの配布は、インターネットからのダウンロードやCD-ROM、DVD-ROMなどのメディア配布などさまざまな方法をとることが可能となる。
さらに、従来のDRM技術ではユーザーの認証をPCやPDAなど端末が持つ固有のIDに依存していたため、複数の端末での利用ができなかった。鍵をSDカードに持つことで、端末に依存することなくデジタルコンテンツの利用が可能になる。
このシステムでユーザーの利便性が向上されると同時に、デジタルコンテンツの特徴である複製の容易さを活用して、暗号化されたコンテンツを自由に流通させた上で、実際の利用時に課金するような超流通システムの活用も可能になる。
東芝では、「コンテンツの安全性が担保されることで、書籍や、映像、音楽などのコンテンツ販売においても、従来と比べて良質なコンテンツを流通させることができる」、「業務用ソフトウェアや教育用コンテンツなど、さまざまなコンテンツ応用ビジネスに適用することが可能」とコメントしている。
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