ベリタスソフトウェアは7月18日、システムのパフォーマンス監視するソフトウェア製品の新版「VERITAS i3 Ver.6.2」の販売を開始すると発表した。最小構成価格70万円で、7月31日から出荷を開始する。
同ソフトは、Application Power Management(APM)製品VERITAS i3シリーズのメジャーバージョンアップ版。システム上で動作するアプリケーションのパフォーマンスに関する問題を監視する。
新版では、従来製品を構成する3つのコンポーネント「VERITAS Insight」「同Indepth」「同Inform」に、新たに「VERITAS i3 StartPoint」「VERITAS i3 AdminPoint」の2つを追加し、機能を拡充した。 Insightはシステム全体の監視とパフォーマンス劣化原因の特定、Indepthは特定した原因を修正または回避する手順の分析。Informは分析結果の通知・警告とウェブベースのレポート機能を提供する。
新たに追加した2つのコンポーネントのStartPointは、システムの各階層で稼動するアプリケーションを視覚的にマッピングし、管理機能を提供する。問題の自動修復可能も備える。エンドユーザーによる使用が可能で、管理者のアプリケーションのサービスレベル管理を大幅に簡素化するという。一方のAdminPointはVERITAS i3の全コンポーネントの管理、導入を一元的に行うコンポーネントとなる。
OSはSolaris、HP-UX、AIX、Windowsなどに対応し、一部モジュールでLinuxに対応する。対応アプリケーションは、PeopleSoft、Siebel、SAP、Oracle Applications、BEA WebLogic、IBM WebSphere、IBM DB2 UDB、Microsoft SQL Serverなど。
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