NTTエレクトロニクスは7月16日、HDTV対応MPEG-2データをパソコン上でリアルタイムにデコード/再生可能なソフトウェアデコーダHD.Viewerを、7月23日より販売すると発表した。HDTVのMPEG-2映像をリアルタイムに復元/再生できるソフトウェアデコーダは、「同製品が世界で初めて」(同社)という。
本HD.Viewerをパソコンにインストールすると、送信側HDTVエンコーダからIPネットワーク経由で伝送されるHDTV用MPEG-2 IPストリームを直接受信し、リアルタイムでパソコンの画面上に復元/再生できる。「これまでHDTV映像を見るには、高価な専用ハードウェアが必要だった。HD.Viewerを使用するとパソコンだけで再生できるので、安価に高精細映像を楽しめる」(同社)
HD.Viewerの主な仕様は以下の通り。
なお同デコーダは、当面同社のHDTVエンコーダ(HE1000/HE1100)、IPインターフェース装置NA3000とセット販売する。ただしこれらをすでに所有している顧客は、HD.Viewer単体を5万円で購入できる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
開発経験ゼロからのローコード開発で
医療ニーズに応えた病院向けシステムを構築