日本BEA、新製品で目指すは「コンバージェンス」

 日本BEAシステムズは7月16日、企業内外のさまざまなシステムを1つの共通基盤上に統合するシステム基盤製品「BEA WebLogic Platform 8.1J」を発表した。製品の販売は7月22日から開始される予定で、価格は1CPUあたり1566万円からとなっている。

 WebLogic Platform 8.1Jは、ERPやCRMなどの業務アプリケーションやメインフレーム、企業情報ポータルやECサイトなどを1つの基盤上に統合し、業務フローを一本化し生産性を向上させるもの。J2EEに準拠したアプリケーションサーバ「BEA WebLogic Server 8.1J」を中心に、情報システム連携(EAI)製品「BEA WebLogic Integration 8.1J」、企業情報ポータル(EIP)製品「BEA WebLogic Portal 8.1J」、およびビジュアル開発環境「BEA WebLogic Workshop 8.1J」から構成されるスイート製品だ。日本BEAシステムズ代表取締役社長のロバート・スチーブンソン氏は「この製品は“コンバージェンス”という日本語に翻訳しにくい分野を視野にいれたもの。新旧さまざまな企業のビジネス基盤を“調和”させると同時に、経営者と開発者をも“調和”させる製品」とコメントした。

日本BEAシステムズ代表取締役社長
ロバート・スチーブンソン氏

 この製品を導入することで、既存の業務アプリケーションやメインフレームの保守管理費用を削減することができる。また、既存のシステムをJ2EE技術を基盤にした共通基盤上に柔軟に統合し、最新のWebサービスと相互運用することが可能だ。米BEA Systemsの最高マーケティング責任者であるトッド・ニールセン氏は「アプリケーションやメインフレームなどの技術は、ベンダーが占有すべきものではなく、オープンな環境で共有すべきものだ」と語り、また同社創設者兼CEOのアルフレッド・チュアング氏も「プラットフォーム製品を投入することで、オープンスタンダード化を促進させる。BEAの成功は企業がオープンスタンダードになることだ」とコメントした。

 開発環境であるWebLogic Workshopは、これまでWebサービスの開発専用ツールとして提供されてきたが、最新版である8.1JからはWebサービスのみならずJSP、異機種間のデータ・フォーマット変換、企業ポータルデザイン、ビジネスプロセスマネジメント(BPM)デザイン、ワークフローデザインなど全ての業務を横断的にカバーするものとなった。またビジュアル化されたツールを用いることでJavaの専門知識がなくても開発が可能となった。これにより、いままで別チームとして業務を行なっていた業務プロセス設計者とアプリケーションの開発者、ポータルの設計者が協力してプロジェクトを遂行できることになる。

 WebLogic Platform 8.1Jは、Unix、Linux、Windows上で稼動可能。7月22日からBEAシステムズのWebサイトから無料評価版のダウンロードも開始される。

日本BEAシステムズ

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