デルコンピュータ(浜田宏社長)は、同社の高性能サーバ「Power Edge」およびワークステーション「Dell Precision Workstation」で、インテルの最新CPU、「Xeonプロセッサ3.06GHz/1MB L3キャッシュ」を採用すると発表した。7月15日から販売を開始する。
発表によれば、新CPUを搭載する製品は、「Power Edge 1750」、「Dell Precision Workstation 650」および「Dell Precision Workstation 450」の3種だが、後日、Power Edge2600/2650でも同プロセッサを採用する予定だという。
「Power Edge 1750」は、高さ1Uの薄型筺体に最大2基のXeonプロセッサを搭載可能で、最新のサーバOS「Windows Server 2003」に対応の予定。またギガビット・ネットワークコントローラをデュアルで搭載しているほか、HDDおよび電源はホットプラグ対応で、稼動中でも交換可能。
「Dell Precision Workstation 650」は、Xeonプロセッサと、ワークステーション向けに最適化されたインテルE7505チップセットの組み合わせにより、高速な処理能力を実現した。高速デュアルチャネルDDR SDRAM、U320 SCSI対応の146GB HDDを最大4本搭載でき、RAID 0を構築可能なUKTRA 320/m SCSIコントローラ(オンボード)との組み合わせも可能。
「Dell Precision Workstation 450」は、Xeonプロセッサや、高速デュアルチャネルDDR SDRAMなど、Dell Precision Workstation 650と同様のアーキテクチャを搭載。ワンタッチで本体カバーの開閉ができ、工具を使用せずにハードディスク、メモリの増設、拡張カード装着を行うなど、メンテナンス性と実用性に優れたデスクトップ・シャーシを採用。
価格は注文生産方式により、要望に応じて自由な組み合わせが可能。
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