アジア・ネットコム、自営VoIPプラットフォームで各種ソリューションを提供

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年07月15日 17時56分

 香港のAsia Netcomは現地時間7月15日、自営VoIPプラットフォームの展開を完了させたと発表した。同プラットフォームをベースに同社は、「アジア地域のキャリアに向けて独自ソリューションを提供する」としている。

 同プラットフォームについて、Asia Netcom社長兼最高業務執行責任者(COO)のBill Barneyは、以下のように説明する。「アジア全域をカバーするIPバックボーンには、最先端のMPLS技術と光スイッチング技術を採用しており、独自の海底光ファイバーケーブルを使っている。他社との差別化のポイントは優れた音質で、ネットワーク上で非圧縮音声を伝送することで実現した」

 同社の「Carrier Voice(キャリア・ボイス)」サービスでは、広域をカバーする同社の海底ケーブルやIPを利用している。同社は、「アジア太平地域においてIP-VPNで5段階のサービスクラスを提供する唯一のキャリア」(同社)であり、「トラフィックのポリシー運用/シェーピング機能を駆使し、加入電話並みの通話品質を備え、加入電話網と自由に接続できるソリューションを提供している」(同社)。

 なお今後は、大企業ユーザーにも同社の音声系プラットフォームを拡張して提供する予定という。

Asia Netcomのプレスリリース(英文)
アジア・ネットコム・ジャパン(旧社名はグローバル・クロッシング・ジャパン)

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