香港のAsia Netcomは現地時間7月15日、自営VoIPプラットフォームの展開を完了させたと発表した。同プラットフォームをベースに同社は、「アジア地域のキャリアに向けて独自ソリューションを提供する」としている。
同プラットフォームについて、Asia Netcom社長兼最高業務執行責任者(COO)のBill Barneyは、以下のように説明する。「アジア全域をカバーするIPバックボーンには、最先端のMPLS技術と光スイッチング技術を採用しており、独自の海底光ファイバーケーブルを使っている。他社との差別化のポイントは優れた音質で、ネットワーク上で非圧縮音声を伝送することで実現した」
同社の「Carrier Voice(キャリア・ボイス)」サービスでは、広域をカバーする同社の海底ケーブルやIPを利用している。同社は、「アジア太平地域においてIP-VPNで5段階のサービスクラスを提供する唯一のキャリア」(同社)であり、「トラフィックのポリシー運用/シェーピング機能を駆使し、加入電話並みの通話品質を備え、加入電話網と自由に接続できるソリューションを提供している」(同社)。
なお今後は、大企業ユーザーにも同社の音声系プラットフォームを拡張して提供する予定という。
Asia Netcomのプレスリリース(英文)
アジア・ネットコム・ジャパン(旧社名はグローバル・クロッシング・ジャパン)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境