マイクロソフトなど10社、.NETビジネス支援に向けたコミュニティを発足

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年07月02日 17時59分

 マイクロソフト、日本ユニシスなど10社は7月2日、マイクロソフトの.NETテクノロジーを利用する独立系ソフトウェアベンダー(ISV)やシステムインテグレータ(SI)を支援する目的で、オンラインベースのビジネスコミュニティ「.NET ビジネスフォーラム」を同日発足させたと発表した。

 同フォーラムでは、参加企業の.NET対応製品/サービス/ソリューションを一般ユーザーに紹介するほか、商談、パートナーアライアンス実現、ビジネスモデル検証の場を提供する。発起人企業は、「参加企業が自由にビジネス機会を開拓する自立型コミュニティ」と位置付ける。また、情報発信だけでなく会員企業のビジネス支援も行うという。発起人企業は以下の10社。

  • イースト
  • 大塚商会
  • シーイーシー
  • 日本電気(NEC)
  • 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)
  • 日本ユニシス
  • 日立ソフトウェアエンジニアリング
  • 富士ソフトABC
  • 富士通
  • マイクロソフト

 正式発足前に参加企業を先行募集しており、現在の参加企業数は27社。年会費6万円で同フォーラムの活動に参加できる。主な活動内容は以下の通り。

  • 製品/ソリューション/サービス/事例の告知
  • 宣伝用の掲示板(製品リリース、キャンペーン、サービスの紹介)
  • 案件掲示板(案件のオファリング、会員同士の情報交換)
  • プロジェクト掲示板(ビジネスモデル検証、アライアンスのプロジェクト化)
  • メディアと連携(情報収集と広域PRの手段を確保)
  • ビジネスに役立つオフラインセミナーの開催

 こうした活動に参加することで

  1. 自社製品/サービスを無制限に登録/掲載可能
  2. 一般企業向けキャンペーンや事例紹介などマーケティング活動が可能
  3. フォーラム内で会員同士の情報交換が可能

 といったメリットが得られるという。

 将来は、会員企業各社のWebサービスを接続した実証実験や、体験環境の提供も予定している。「会員企業の新たなビジネス機会の創造とビジネス発展の支援を行っていく」(発起人企業)

日本ユニシスのプレスリリース
イースト
大塚商会
シーイーシー
日本電気
日本ヒューレット・パッカード
日立ソフトウェアエンジニアリング
富士ソフトABC
富士通株式会社
マイクロソフト

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]