ノーテルネットワークスは7月1日、日本国内の無線LAN市場に参入することを表明し、無線LANの新製品3機種を発表した。今後ノーテルネットワークスの販売代理店を通じて販売活動を展開していく。
国内無線LAN事業への参入により、「様々な企業ユーザーのニーズに適合し、コスト効率が高く柔軟性に富んだ高機能ソリューションを提供する」(同社)。
発表した製品は、Nortel Networks WLAN Security Switch 2250(セキュリティー・スイッチ 2250)、Nortel Networks WLAN Access Point 2220(アクセス・ポイント 2220)、Nortel Networks WLAN Mobile Adapter 2201(モバイル・アダプター 2201)。
これら3製品は、高いセキュリティー機能と信頼性を備えており、大容量の音声/データサービスが提供可能という。ユーザーは、パソコンやPDA、携帯電話などの端末を介して、電子メール、ボイスメール、ユニファイドメッセージといったアプリケーションサービスを利用できるようになる。
また、ノーテルネットワークスの既存のIPサービスポートフォリオと組み合わせて利用することも可能。これにより、企業ユーザーや通信事業者向けて、顧客のニーズに対応した、シームレスで安全性の高いモビリティ・ソリューションを提供できるという。
3機種の特徴は以下の通り。
Nortel Networks WLAN Security Switch 2250
セキュリティー機能を持つセキュリティー・スイッチ。ローミング/パスワード・アクセス権・優先度・セキュリティランクによるアクセス制御/Wireless管理/トラフィック・帯域・ネットワーク状況のリモート管理などが可能。
価格: 164万円(予定) 出荷時期:2003年8月(予定)
Nortel Networks WLAN Access Point 2220
IEEE 802.11a/bの2方式に対応したアクセス・ポイント。Power Over Ethernet IEEE 802.3af/PPPoE/IEEE 802.1x EAPなどに対応する。
価格: 14万2000円 (予定) 出荷時期:2003年第4四半期
Nortel Networks WLAN Mobile Adapter 2201
IEEE 802.11a/bの2方式に対応した無線LANカード。WEP/IEEE802.1x EAPにも対応する。
価格: 3万8000円(予定) 出荷時期:2003年第4四半期
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