日本オラクル、ニシム電子工業、スマートリンクは、eラーニングシステムを共同で開発・構築したと発表した。3社が6月26日に明らかにしたもの。
「自宅や職場でのeラーニング、研修センター内における講義型授業、リモートラボを活用した実機演習 、プロジェクト案件を実践するワークショップなどが実現する」(3社)。
同システムの構築にあたり、日本オラクルは、同社の学習管理システム「Oracle iLearning」、ナレッジ管理システム「Knowledge Channel」といったOracle E-Business Suite製品と、アプリケーションサーバ「Oracle9i Application Server」およびデータベース「Oracle9i Database」を提供した。
スマートリンクは、統合的な学習環境を構築するための受講者用ポータルを設計、またeラーニングの導入コンサルティングサービスも提供した。
またニシム電子工業は、Oracle9i Application Server上で稼動する受講者用ポータルの開発、各種ハードウェアおよびソフトウェアの調達、システム運用や障害設計などを行った。同社は今後も、システムの維持管理を担当する。
なお、3社はすでにこのeラーニングシステムを、非営利団体である高度IT人材アカデミー(AIP)に構築、納入している。福岡に拠点をおくAIPは、IT人材の育成を通じて、IT活用の高度化と地域活性化を目指しているという。
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