富士通インフォソフトテクノロジは6月25日、C/C++コードの解析ツール「COReTOOL/PG-ReliefC/C++fondows」を発表した。7月31日より、同社と富士通ミドルウェアで販売を開始する。
同製品をプログラミング工程で使用することにより、「ソフトウェア開発のスピードアップとプログラムの品質向上の両立を実現させる」(富士通インフォソフトテクノロジ)という。
同製品が対象とするのは、ANSI規格(ISO/IEC 9899:1990)準拠のCプログラムと、ANSI規格(ISO/IEC 14882:1998)準拠のC++プログラム。それぞれの言語で記述されたソースプログラムを解析し、コーディングミスや論理的な誤り、不当なメモリアクセス、メモリリーク、誤ったメモリ開放や性能を悪化させる記述などを指摘する。各指摘メッセージの意味や対処方法を例を示して解説し、経験の浅い開発者の教育書としても活用してもらうという。
対応OSはMicrosoft Windows 98SE/Me/NT4.0/2000/XP。CPUはPentiumIII 800MHz以上(Pentium4 2.4GHz以上を推奨)。メモリは12Mバイト以上(1Gバイト以上推奨)。インストールに必要なハードディスク容量は100Mバイト。解析に必要なハードディスク容量はCプログラム1ファイルあたり3Mバイト、C++プログラムでは30Mバイトとなる。
価格は、1ライセンス120万円から。同一ネットワーク内でのインストールは無制限だが、同時起動可能数が制限されるフローティングライセンス制をとる。1台のパソコンで利用するノードロックライセンスは、今秋発売する予定。
富士通インフォソフトテクノロジでは年間1億円の販売目標を掲げている。
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