NTTソフトウェア(鈴木滋彦社長)と、インドのIT企業最大手、タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS ラマドライCEO)は、ソフトウェアプロセス改善(Software Process Improvement)のコンサルティングビジネス分野で業務提携を行うことで合意したと発表した。
発表によれば、今回の業務提携は、NTTソフトウェアの日本国内でのソフトウェアプロセス改善・コンサルティングの経験および営業のネットワークと、TCSが世界中で展開している主にCMM(R)をベースとしたソフトウェアプロセス改善・コンサルティングの経験を持ち寄ることで、両社の強みを活かした一貫した日本語でのソフトウェアプロセス改善コンサルティングを提供することを目的としている。両社は、TCSが開発した日本語版プロジェクトマネジメントツールのライセンス供与および導入コンサルティングを行う。今年度1.5〜2億円を売上目標とする。
今回の業務提携の背景には、近年のソフトウェア開発における条件が、規模の増大、期間の短縮、高品質の要求など高度化し、大規模かつ複雑なソフトウェアの開発手法や、体制の見直しが急務となっていることが挙げられる。また日本では、アメリカで幅広く普及しているCMM(R)をベースとしたソフトウェアプロセス改善に対するコンサルティングの要望が多くなってきているという。
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