サンとコンポーネントスクエアがWebサービスを利用したマーケットプレイス

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年06月20日 16時26分

 サン・マイクロシステムズとコンポーネントスクエアは6月20日、Java開発企業向けに、Javaコンポーネントを商品として登録・検索する機能を備えたWebサービス「コンポーネント流通Webサービス」について明らかにした。7月1日より運用開始する予定。

 このコンポーネント流通Webサービスは各企業が開発したJavaコンポーネントを商品登録し、別のシステムやソフトウェアの「部品」として再利用を促進するためのもの。コンポーネントスクエアがサンの技術協力を得て提供する。

 コンポーネントウェアは、すでに同様のコンセプトで会員制の企業間電子市場「CSQマーケットプレイス」を運営しているが、今回提供するサービスでは、CSQマーケットプレイス側のWebサービスのインターフェースを公開し、企業が社内システムから、Javaを基盤とするWebサービスを経由してCSQマーケットプレイスのカタログ情報を検索・登録できるようにする。

 またコンポーネントウェアは、Javaコンポーネントの運営・管理システム自体を「コンポーネント管理システム(CCM)」として、企業向けに販売している。今回のコンポーネント流通Webサービスでは、各企業が購入したCCM間と、CSQマーケットプレイスをWebサービスを通じて連携させる機能も提供する。

 コンポーネント流通Webサービスで提供する具体的な機能は以下の通り。

  • CSQマーケットプレイス(サーバ)における、情報検索・取得 Webサービスの公開
    提供開始日:2003年7月1日
  • CCMにおける、情報検索・取得Webサービス(クライアント)機能
    提供開始日:2003年7月中旬
  • CSQマーケットプレイス(サーバ)における、情報登録Webサービスの公開
    提供開始日:2003年9月1日
  • CCMにおける、情報登録Webサービス(クライアント)機能
    提供開始日:2003年9月中旬

コンポーネントスクエアのプレスリリース(PDF形式)

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