サン・マイクロシステムズとコンポーネントスクエアは6月20日、Java開発企業向けに、Javaコンポーネントを商品として登録・検索する機能を備えたWebサービス「コンポーネント流通Webサービス」について明らかにした。7月1日より運用開始する予定。
このコンポーネント流通Webサービスは各企業が開発したJavaコンポーネントを商品登録し、別のシステムやソフトウェアの「部品」として再利用を促進するためのもの。コンポーネントスクエアがサンの技術協力を得て提供する。
コンポーネントウェアは、すでに同様のコンセプトで会員制の企業間電子市場「CSQマーケットプレイス」を運営しているが、今回提供するサービスでは、CSQマーケットプレイス側のWebサービスのインターフェースを公開し、企業が社内システムから、Javaを基盤とするWebサービスを経由してCSQマーケットプレイスのカタログ情報を検索・登録できるようにする。
またコンポーネントウェアは、Javaコンポーネントの運営・管理システム自体を「コンポーネント管理システム(CCM)」として、企業向けに販売している。今回のコンポーネント流通Webサービスでは、各企業が購入したCCM間と、CSQマーケットプレイスをWebサービスを通じて連携させる機能も提供する。
コンポーネント流通Webサービスで提供する具体的な機能は以下の通り。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」