NECと日本総合研究所は6月19日、製造業向けナレッジマネジメント分野で販売提携したと発表した。製品の設計変更に関する情報を共有し、開発時間の短縮や効率化を実現する。
今回の提携でNECは、日本総研のナレッジマネジメントソフト「J-PKM」などを活用したソリューションやノウハウを提供する。この結果、開発工程に応じて、設計変更に関する適切なアイデアやノウハウを自動的に提供したり、あらかじめ設定した開発工程ごとの設計変更の目標数と、実際に行った設計変更の数に基づく進捗管理が可能なるという。
また、両社でコンサルティング要員の育成やトレーニングを推進したり、共同セミナーや展示会、共同広告の実施などマーケティング分野での協力を図る。さらに、15名程度のタスクチームを作り、提案案件の相互紹介や提案対象企業に関する情報共有、デモ施設の相互利用なども行う予定だ。
今後3年間で、製造業向けナレッジマネジメントを50ユーザーに対して販売するとしている。
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