Googleは18日(米国時間)、同社のアドワーズ広告を内容に応じて別サイトに掲載し、クリック数に対して広告料を支払うというAdSenseサービスを開始すると発表した。
Googleが今年3月に発表したコンテンツターゲット広告は、提携先のコンテンツサイトにアドワーズ広告を掲載するというものだったが、今回発表されたAdSenseはセルフサービス形式で、提携先以外のサイトでもアドワーズ広告を自社サイトに掲載することができる。アドワーズ広告を掲載したい場合は、自由にオンライン上で申し込むことができ、Google側でサイトがGoogleのガイドラインに沿ったものであるかどうかを確認したうえで、同サービスの参加許可を与えることになる。参加許可がおりるとサイト上にHTMLコードを貼り付けて、サービスを利用することができる。
Googleの共同創立者で技術部門担当社長のSergey Brin氏は、「AdSenseは、サイト上で邪魔になりがちなポップアップ広告やアニメーション広告とは違い、テキストベースの広告をサイトの内容に応じて表示できるものだ。サイト上で広告収入を得るための効率的な方法だといえる」と述べている。なお、現在このサービスの対象は英語のサイトのみとのことだ。
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