日本ヒューレット・パッカード(日本HP、樋口泰行社長)は6月18日、SIパートナー向けストレージ・ソリューション・パッケージ「HP StorageWorksソリューション ラピッドリストア・パッケージ for Windows」を発表した。
「ラピッドリストア・パッケージ」は、ストレージにおいて実績をもつ同社ストレージコンサルティング・グループが、複製ボリュームを利用したストレージ回りの要件定義・設計・導入などのコンサルティングを、SIパートナーと連携して提供するもの。
具体的には、SIパートナーがWindowsベースのファイルサーバーや、Exchange Server、SQL Server、Oracleなどのミッションクリティカルなアプリケーションサーバーを構築する際に、アプリケーションと連携した瞬時のオンラインバックアップと、万一の際に秒から分単位での高速データリカバリが可能な仕組みをもったストレージインフラの構築を支援する。
これによって、SIパートナーは、アプリケーションの設計・開発・実装に専念し、より短期間で付加価値の高いシステムを構築することが可能になる。
さらに、「スナップクローン」機能を備えたミッドレンジ仮想化ディスクアレイ「HP StorageWorks EVA3000」を始めとするストレージハードウェア、ソフトウェア、コンサルティングをパッケージとして提供することで、低価格での提供を実現した。
同社では、今回のストレージソリューションの発表などによってSIパートナー支援を強化することで、ストレージ製品の販売を促進し、ビジネス拡大を図る方針。
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