NECとNECアクセステクニカは、家庭用ブロードバンドルータとして国内で初めて、IEEE802.11a/802.11g/802.11bの3つの無線LAN規格に対応したワープスターデルタシリーズ「AtermWR7600H」を6月18日から販売開始した。価格はオープンプライス。出荷開始は7月上旬の予定で、月間3万台の販売を目指す。
「AtermWR7600H」は、PPPoE接続で約80Mbps、ローカルルータ接続で約90Mbpsの実効スループットを実現するとともに、最大54Mbps(規格値)の高速無線LAN機能を標準搭載することで、有線、無線のいずれの接続でも、高速なインターネット通信を可能にするブロードバンドルータ。
ユーザーの利用環境や用途に応じて、IEEE802.11a/11g/11bの無線モードの切り替えを子機側からの操作だけで簡単に行うことができるほか、インターネット接続設定から無線LANの暗号化設定まで含めた初期導入作業を容易に行える「音声ガイド付き」の設定ユーティリティ「らくらくウィザード」を添付することで、ユーザーの利便性を大きく向上した。
また、家庭におけるプロバイダへの複数同時接続ニーズの高まりに対応し、高スループットによる通信速度の向上に加え、「PPPoEマルチセッション」(最大3セッション)機能による同時接続を実現し、今後の家庭でのブロードバンド接続環境への対応強化を図った。
今後は、
──する予定。
なお同社では、増設用のワイヤレス子機「AtermWL54AG」においても、今回、3規格に対応し、子機カードとブロードバンドルータをセットにした「AtermWR7600Hワイヤレスセット」、および専用外部アンテナも併せて販売開始した。
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