トランス・コスモスとネットレイティングス、検索語から消費者動向を分析するサービスを開始

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年06月18日 17時39分

 トランス・コスモスとネットレイティングスは6月18日、検索キーワードの傾向を収集し、消費者の動向を分析するサービスを始めると発表した。サービス名は「Trend Discovery」。料金は月額10万円から。

 トランス・コスモスでは検索キーワードを消費者の自発的な興味・関心から発する情報と捉えており、その傾向と消費動向との連動性は高いと考えているという。Trend Discoveryはこの考えに基づいたサービスである。

 具体的には、ネットレイティングスが持つ約3万人のパネルユーザーから、インターネットのサーチエンジンなどで使う検索キーワードの傾向を集計し、それをトランスコスモスが分析し、レポートとして顧客に提供する。分析内容は、ユーザーの性別/年齢/職業などの属性、キーワード同士の関連性、時系列によるデータ推移など。

 サービスの運用はトランス・コスモスマーケティングのチェーンマネジメントサービス事業本部が担当し、販売はトランス・コスモスとネットレイティングスの両チャネルを通じて行う。販売対象は、メーカー、放送、旅行、流通、飲食、映像、音楽などの分野で、製品/コンテンツ/サービスを提供する企業。

 サービスの種類は以下の通り。

  1. ウィークリートレンド速報(月額10万円):
    インターネットの検索キーワードから抽出された消費者動向を毎週提供する。
  1. トレンド俯瞰パッケージ(月額50万円):
    検索キーワードを通じ、消費者全体の動向を分析し、結果を提供する。
  1. ターゲットユーザーパッケージ(月額50万円):
    性別/年齢層など特定のターゲットユーザーに絞った分析結果を提供する。
  1. ターゲットジャンルパッケージ(月額50万円):
    地名/サービス/業種など特定のジャンルに絞った分析結果を提供する。
  1. 特定キーワード観測パッケージ(月額50万円):
    企業名/商品名など希望のキーワードに対する顧客属性や時系列で、分析結果を提供する。

トランス・コスモスのプレスリリース

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