ジャストシステムとセンドメールは6月17日、両社が電子メールのリスク管理ソリューションの提供で提携すると発表した。企業や自治体における電子メールのリスク管理を行うもので、同日から、ジャストシステムのリスクメール検出ツール「SEQRIAR Mail(セキュリアメール)」と、センドメールのメッセージング製品およびセキュリティフィルタ製品を組み合わせて提供する。
ジャストシステムのSEQRIAR Mailは、同社が開発したConceptBase技術をベースとする。電子メールメッセージの内容判断を行い、メールの分類、保存、監視を行なう。保存したログをもとに、リスクメールの抽出や分析が可能。
センドメールが提供するメッセージング製品は、オープンソースの「sendmail」をベースとした、
の4つで構成する。
これらを組み合わせることで、添付ファイルも含む電子メールの自動保存、保存メールの監視と分析、情報の不正流出の防止、不適切メールの送信防止などを実現する安全なメールシステムの構築が可能になるという。
両社では、共同セミナーや販売キャンペーンの実施を計画しており、これにより、初年度で100システムの販売を見込むとしている
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