シャープ(町田勝彦社長)は6月16日、J-フォン向けの電子書籍配信サービス「ケータイ電子書店SpaceTownブックス」を6月18日から開始すると発表した。
同サービスは、専用のJavaアプリケーションを携帯電話にダウンロードして、次いでコンテンツをダウンロードすることで、小説や写真集などを閲覧することができる仕組みになっている。同社独自の電子書籍フォーマットによって、縦書き横書きの表示切替や、画像の表示なども可能になっている。
サービス開始時は、幻冬舎、旺文社、宝島社など計6社の出版社などからの、同サービス独自の小説や英語学習コンテンツ、人気アイドルの写真集などを提供する。価格は210−315円。また、音楽や映画情報を提供する無料コンテンツも用意している。
谷口実・国内営業本部SST推進センター所長は、「電子書籍サービスは2005年には200億円規模の市場に成長する」と予測。「3万ユーザーの獲得を早い段階で達成したい」と意気込みを語った。
今後、NTTドコモや、auのインターネット対応携帯電話にも対応させていきたい構え。
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