伊藤忠とネオジャパン、「desknet's」の中国語版販売で独占契約

WebBCN (コンピュータ・ニュース社)2003年06月13日 10時15分

 伊藤忠商事(丹羽宇一郎社長)とネオジャパン(本社・横浜市、齋藤晶議社長)は6月12日、ネオジャパンの開発・販売するWebグループウェア「desknet's」の中国語版に関し独占販売権契約を締結したと発表した。

 今後、伊藤忠商事の海外ネットワークを活用し、国内において約3万社の導入実績をもつ「desknet's」を中国・香港・台湾、アジア、欧州、北米で積極的に販売していく。

 「desknet's」は、中小企業、SOHOから、大手企業、官公庁まで、幅広い業種、規模で導入されているグループウェア。ユーザーの使いやすさ(操作性)、機能間連携(スケジュール、施設予約など全20機能)、多彩なアクセス権設定など、ユーザーからの声を反映し、使い勝手・機能を追求した点が特徴。

 伊藤忠商事では、強みとする中国、香港、台湾などの市場での販売ノウハウを活用し、「desknet's」の中国語版独占販売代理店として、ソフトウェアの翻訳、現地販売チャネルの構築、広告・宣伝、ユーザーサポートを行う。一方、ネオジャパンは中国の企業文化、プラットフォームやネットワーク環境に合わせて「desknet's」の機能をカスタマイズする。

 販売展開については、現地の大手システム構築会社を通じた販売、オンライン販売のほか、携帯電話やブロードバンドインフラ事業者経由のネットワークソリューションとしての販売可能性も探っていく。伊藤忠商事では、今後3年間、海外市場で5000社の導入と売り上げ10億円を見込んでいる。

伊藤忠商事
ネオジャパン
「desknet's」

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