プロサイド(本社・千葉市、椎名堯慶社長)とミラクル・リナックス(佐藤 武社長)は6月12日、Linuxシステム構築におけるサーバー提供について戦略提携し、開発や技術検証、サポート、マーケティング活動、情報交換を共同で行っていくことを発表した。
今回の提携は、システム開発企業や顧客企業が安心してLinuxシステムを構築推進することが求められている点に対して、両社のビジネスの方向性が一致したことによるもので、Linuxサーバー上でも早期に構築でき、長期にわたって継続した質の高いサポートを提供できる環境を提供していく。
具体的には、プロサイドの提供するIAサーバー製品群「NETrageサーバ」、「Proside SVサーバ」(以下、プロサイド・サーバ)を、ミラクル・リナックスのLinuxサーバーOS製品「MIRACLE LINUX Standard Edition」と組み合わせて展開し、信頼性と安全性の高いLinuxシステム環境を共同で提供していく。これにともない、「プロサイド・サーバ」の全サーバー製品に対して、順次「MIRACLE LINUX」での稼働確認、技術検証を進めていく。
また、ミラクル・リナックスでは、「プロサイド・サーバ」製品群と組み合わせて使われる各種周辺機器や周辺ソフトウェア製品との稼働確認、連携にも積極的に取り組んでいく予定。
今後、両社は、Linux分野における技術面でのOSとハードウェアの親和性を高めるとともに、技術情報も共有することによって、双方のサポート力の充実を図る。さらに、コストパフォーマンスと安全性の高いLinuxシステム環境を提供することで、Linux市場のさらなる拡大を目指す方針。
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