日立製作所は6月11日、ハイパー・スレッディング・テクノロジ対応のインテルPentium 4プロセッサを搭載するスリムタワー型デスクトップパソコン、FLORA 350Wの新モデルを6月17日より販売すると発表した。
新モデルは、インテル865Gチップセット、ディスク回転速度7200rpmのハードディスク、1000BASE-T対応Gigabit LANボードを備える。システムバスクロック周波数は800MHzで、デュアルチャネルDDR SDRAM(PC2700)に対応する。「幅135mm×奥行385mm×高さ364mmの省スペースのスリムタワー筐体ながら、拡張ベイを4ベイ装備するなど拡張性を高めた」(日立)
また、資産管理/配布管理ソフトウェア、JP1/NETM/DM Client FLORA Editionを標準装備し、資産情報/システム状態監視/アラート通知を一元管理できる「ローカルシステムビューア」機能を提供する。これによりユーザーやシステム管理者は、パソコンの状態をビジュアルに確認でき、アラート通知の条件設定によりトラブル発生を未然に防ぐなど、パソコンの予防的保守が行える。
さらに、管理者のパソコンからネットワークに接続されたクライアントPCに対してソフトウェアやBIOSデータをリモート配布できる「ソフトウェア配布」機能を持ち、システム導入やアップグレード時などのシステム総所有コスト(TCO)を大幅に削減できるという。
基本構成時の新モデルのメモリ容量は256Mバイト、ハードディスク容量は40Gバイト、OSはWindows XP。各モデルのプロセッサと基本構成時の価格は以下の通り。
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