アットネットホーム(廣瀬禎彦社長)は6月5日、韓国のコミュニティポータルサイト「FREECHAL」と提携し、福岡のカルチャーを韓国の若者向けに提供開始したことを発表した。
今回、提供開始したのは、福岡県のインティーズ音楽にフィーチャーしたオリジナルブロードバンドコンテンツ「IFF(Independent Factory in Fukuoka)」。今後、さらに一般ポータルサイト「CHOLLIAN」との提携も予定しており、福岡の音楽、ファッション、カルチャーを広く韓国の若者に届けていく考え。
現在、韓国では、日本語の歌詞で歌われているCDの販売、日本人アーティストのテレビ出演に対して厳しい規制が存在するが、インターネットについてはその規制を受けていないため、若者の間で情報収集の貴重な手段となっている。
「IFF」スタッフでは、インターネットの自由なメディア特性を利用し、日本の地域性の高い音楽を韓国へ進出させる一方で、韓国の新しい若者カルチャーを日本にも取り込むことで、オリジナリティあふれる音楽コンテンツの相互提供を目指す。
「IFF」はプロジェクト開始以来、地域ケーブル局の協力を得て、インターネット配信とリアルイベントを融合させ、福岡地域を中心に新しい形でメッセージを送りつづけてきた。そのなかで、イベントでの収入を一部コンテンツ制作費に充当し、ローコストでオリジナリティあふれるインターネットコンテンツを制作する「IFFモデル」を確立してきた。
アットネットホームでは、今後もこのノウハウを生かし、積極的なオリジナルコンテンツ制作を展開していく予定。
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