日立、企業情報ポータル構築用ソフトウェアを販売開始

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年05月29日 14時51分

 日立製作所の情報・通信グループは、企業情報ポータル(EIP)構築用ソフトウェア、Cosminexus(コズミネクサス)Portal Frameworkエントリセットを5月30日から販売すると発表した。出荷開始は6月30日を予定する。

 同エントリセットは中規模のシステムへ向ける製品。「EIPの導入と活用を支援するため、日立のEIP構築用製品Cosminexus Portal Frameworkとeビジネス構築基盤Cosminexusシリーズから、各種ポートレット、ユーティリティ機能を継承した」(日立)

 主な特長は、

  1. Lotus Notes連携ポートレット、ウェブアクセスポートレットといったポートレットを装備。ポートレットとは各種リソースからの情報をEIP上に反映するための部品。ユーザー独自のポートレットの開発を支援する機能も備えており、社内外の多様な情報を提供できるようになる。
  1. 各種ユーティリティ機能を装備。利用者ごとに配信する情報の種類を選択できるパーソナライズ機能や、出張先などからの利用を可能とするマルチデバイス機能により、様々な情報の利用形態に対応する。
  1. ポートレット並列処理機能により、ハードウェア資源の有効活用を実現する。1台のマシンでEIPが運用可能。

 製品価格は、ユーザー数500人までのCosminexus Portal Frameworkエントリセット500が179万円、1000人までの同1000が339万円、2000人までの同2000が639万円。稼働環境はWindows NT4.0とWindows 2000。

日立製作所のプレスリリース

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