米Advanced Micro Devices(AMD)は米国時間5月26日、Athlon XPプロセッサの価格を最大で35%引き下げた。その前日の25日、ライバルの米Intelはデスクトップパソコン向けのCeleronプロセッサを最大で18%値下げしている。
Intelは、2.4GHz版のCeleronを従来より18%安い84ドル、2.3GHz版のCeleronを同11%安い79ドルとした。また、2.2GHz版Celeronと2.1GHz版Celeronは、各74ドルに値下げした。デスクトップ向けCeleronは、全ラインアップが100ドルを切ることとなった。
AMDが値下げ対象とした製品はIntelより広範囲で、下げ幅も大きい。デスクトップ向けAthlon XP 3000+は18%引きの265ドルに、同2800+は20%引きの180ドルとなる。また、同2700+、同2600+、同2500+、同2400+はそれぞれ137ドル、103ドル、89ドル、84ドルに引き下げた。
AMDはノートパソコン向けのAthlon XP-Mでも同様の値下げを実施した。Athlon XP-M 2600+を35%引きの156ドルに、同2400+は26%引きの108ドルとした。同2200+を86ドルに、同2000+を71ドルに、また同1900+を69ドルに引き下げた。
さらに、軽量ノートパソコン向けのAthlon XP-M 2500+は27%値下げして134ドルとした。
両社は定期的に値下げを実施し、新製品投入の体制を作り、同時にユーザーのパソコン購入を後押しする。Intelは先週、既存のPentium 4プロセッサを値下げし、デスクトップ向け新チップセット865と新たなPentium 4を発表している。
なお、両社製品の価格は1000個ロット時の数字である。「実勢価格は需要と供給バランスにより、表示価格から変更する可能性がある」(両社)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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