SRAがLinuxベースの大規模システム向け認証技術でファルコンSCと提携

 システムインテグレータのSRAとファルコンシステムコンサルティング(ファルコンSC)は、LinuxやPostgreSQLなどのオープンソースプラットフォームを使った基幹系のWebシステムの開発で提携することを発表した。

 具体的には、SRAの顧客向けWebシステムのインテグレーションにおいて、ファルコンSCの電子認証ソフト「WisePoint」を組み込んだアプリケーション構築を進めていく。SRAによれば、WisePointは従来のパスワード認証の抱える、辞書攻撃に弱い、ユーザーがパスワードを忘れてしまうなどの課題を解決し、特別なハードウエアや複雑な仕組みを必要とせずに安価で高度なWebアプリケーション用認証セキュリティを実現するという。

 今回の協業により、両社は初年度にWisePointを活用したオープンソースソフトウエアベースのシステム構築10数件を見込んでいる。

 ここ数年、企業システムをはじめ政府官公庁の調達などにおいても大きな役割を占めるようになってきたオープンソースソフトウェアについて、より高レベルのセキュリティや利便性が求められてきており、両社は今後、顧客向けプロジェクトにおける協業のほか、オープンソース活用や認証セキュリティに関するセミナーの開催をはじめとする営業、マーケティング面においても積極的に共同展開していく予定。

SRA
ファルコンシステムコンサルティング

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