MontaVista Softwareは5月20日、組込型Linux OS「MontaVista Linux Professional Edition」が、ATI Technologies社のセットトップボックス(STB)向けSoC(System On Chip)「XILLEON」をサポートすると発表した。XILLEON用MontaVista Linux Professional Editionは、2003年第2四半期末までに提供開始される。
XILLEONは、STBやデジタルテレビに必要な機能を1つのチップ統合した製品。300MHz MIPS CPUや、デュアルSDおよびデュアルHDに対応したMPEG-2デコーダ、オーディオデコーダ、2Dおよび3Dのグラフィックエンジン、PCIやUSBなどの入出力機能を備えている。
一方、MontaVista Linux Professional Editionは組込みLinux OSおよびクロス開発環境だ。ネットワーキング機能を含む広範囲なソフトウエアコンポーネントを備え、リアルタイム機能、マルチプロセス、マルチスレッドに優れている。
今回の提携で、モンタビスタのSheila Bakerマーケティング担当副社長は、「先進かつインタラクティブなテレビを優れたコスト効率で迅速に市場に出すことが可能なった」とコメントしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす