日本IBM、「国内最大級」のLinux検証施設を開設

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年05月22日 14時57分

 日本IBMは5月22日、国内最大規模となるLinux検証施設、Linuxコンピテンシー・センター(Linux CoC)を第3四半期に開設すると発表した。開設地は東京都中央区の同社箱崎事業所。総床面積は約900m2

 Linux CoCが顧客に提供する検証内容やサービスは、以下の通り。

  1. 他社製プラットフォームシステムからLinuxへの移行技術相談
  1. 他社製プラットフォーム・システム上のサンプルアプリケーションからのLinuxへの移行・稼動検証(無償)
  1. Solarisをはじめ、他社製プラットフォーム・システムからのLinuxへの移行システム検証
  1. Linuxソリューションのデモ
  1. 主要ソフトウェア企業のLinuxソリューションの評価検証
  1. 新規ソフトウェア企業のソリューションのLinuxへのポーティング(移植)支援

 Linux CoCではIBM eServer全製品ラインアップ、ストレージ、他社製UNIXサーバ、ネットワーク機器を用意する。対応するLinuxは、SuSE、ターボリナックス、レッドハット、ミラクル・リナックスの4種類。

 なお日本IBMは同日、Linux移行推進室を5月に新設したこともあわせて発表した。同推進室では、他社プラットフォームで稼動するシステムを統合的にLinuxへ移行させる業務を行う。

日本IBMのプレスリリース

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