サン・マイクロシステムズは5月21日、新型の64ビットマイクロプロセッサ「UltraSPARC IIIi」を最大2個搭載できるラックマウントサーバ、Sun Fire V210およびSun Fire V240の販売を同日より開始すると発表した。出荷開始は2003年6月中旬の予定。
Sun Fire V210はきょう体の高さが1U(約4.3cm)、Sun Fire V240は2U(約8.8cm)と、企業などの情報システムやサービスプロバイダでの利用を考慮して設計した薄型ラックマウントサーバ。1GbpsのEthernetを4ポート標準装備する。
いずれも業界標準のECC(エラー検出訂正機能)付きメモリを採用し、内蔵ハードディスクはきょう体をラックに固定したまま前面から追加/交換できる。セキュリティ確保用のSSLアクセラレーターをマザーボードに直接増設できるので、PCIスロットを占有しない。
Sun Fire V210は、最大4Gバイトのメモリ、最大72.8Gバイトのハードディスクに対応し、PCIスロットを1つ備える。Sun Fire V240は、最大8Gバイトのメモリ、最大145.6Gバイトのハードディスクを搭載でき、合計3つのPCIスロットを持つ。さらにV240は、電源装置を二重化することも可能。
両サーバには、Solaris 8 オペレーティングシステムに加え、以下のソフトウェアをプリインストールする。さらに、オプションでSolairs 9 オペレーティングシステムを用意する。
各サーバの構成例と価格は以下の通り。
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