デルコンピュータ(浜田 宏社長)は5月20日、ワークステーション製品「Precision Workstation」シリーズにおいて、「Red Hat Linux 9.0英語版」をプリインストールした新モデル「Precision Workstation 450n」および「Precision Workstation 650n」を6月5日から販売開始すると発表した。
現在、教育市場では、Linux対応のワークステーションによるプログラムやアプリケーション開発の授業が組まれるなど、Linux搭載のワークステーションが導入されるケースが増加。また、官公庁や大企業においても、基幹系業務システムのOSとしてLinuxを採用する傾向が強まっているほか、UNIXの代替として、低コストでより導入しやすいLinux搭載のワークステーションへの移行が進んでいる。
同社では、こうした動きに対応するため、今回、教育機関・官公庁の顧客向けに、同市場でのニーズの高いメインストリームモデルとハイエンドモデルにおいて、「Red Hat Linux 9.0英語版」をプリインストールした新モデルを販売することにした。
「Precision Workstation 450n/650n」は、共通のアーキテクチャを採用し、
──などの最新のテクノロジーを搭載。「Red Hat Linux 9.0英語版」のプリインストールによって、安定性と信頼性が要求される基幹系業務開発や、プログラム/ソフトウェア開発などで高いパフォーマンスを必要とする教育機関・官公庁向けに特化した製品となっている。
なお、他の同社製品と同様、独自のBTO方式を採用しており、プロセッサ、メモリ、ハードディスク容量、グラフィックスカードなどの各仕様のカスタマイズを可能にすることで、顧客の多様なニーズに対応していく。
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