エコス(露木千尋代表取締役)とダブルクリック(鈴木和洋社長)は5月19日、Eメールソリューション分野で提携し、相互に販売協力することを発表した。
企業におけるマーケティング戦略の重要性が高まるなか、ビジネスを成功へと導くカギとして、
──をシームレスにカバーするマネジメントサイクルの確立が求められている。
今回の提携では、こうしたニーズに対応し、エコスの事業実績に基づくWebソリューション技術と、ダブルクリックの拡張性に優れたメール配信ソフトウェア「ClickM@iler」を連携することで、企業におけるEメールプロモーションを支援していく。
「ClickM@iler」は、メールマーケティングの効果を最大化することが可能なソフトウェア。配信後の顧客動向を瞬時かつ詳細に把握できる高度なトラッキング機能を提供するほか、目的に応じて自在な組み合わせが可能なレポート作成機能によって、マーケティングの戦略的展開を強力に支援する。
また、単純にEメールの内容を置き換えるのではなく、個々の顧客の需要を引き出すための最適化したメッセージ配信が可能なため、Eメールマーケティングの重要課題である優良顧客の育成や、新規リレーションの確立にも威力を発揮する。さらに、企業が蓄積してきた顧客情報などのデータベースとの連携をスムーズに実現し、マーケティングに有効活用できるため、顧客獲得・維持による着実な販売促進が実施できる。
同ソリューションを導入することで、企業は顧客に対し、効果的なEメールプロモーションを簡単にタイミングよく配信し、Eメールによるマーケティング効果を最大限に引き上げることが可能となる。
エコスでは、今回のメールソリューションについて、今後1年間で1億円の売り上げを見込んでいる。
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