米ロキシオ、プレスプレイを買収:ナップスターの「復活」近づく

 Roxioは米国時間5月19日、オンライン音楽サービスのPressplayを買収し、Roxioが昨年11月に買収していたNapsterと合併させる計画を発表した。

 Roxioは1250万ドルの現金と同社の普通株式390万株を、Pressplayの共同所有であるUniversal Music GroupおよびSony Music Entertainmentに支払う。

 またSonyとUniversalは、合併後の新Napsterによるプラスのキャッシュフローから最大625万ドルを受け取るほか、両社から取締役を1人ずつRoxioに送り込む。

 Roxioは、Napsterの再始動に2000万ドルの予算を見込んでおり、またサービスが人気を得るまでキャッシュフローがマイナスの状態が続きそうだ。

 Roxioは昨年11月、ドイツのメディア大手Bertelsmannから500万ドルでNapsterを買収した。また今年2月には、Napsterの合法バージョンを開発するため、Napsterを発明したSean Fanningを同社に招聘している

 Napsterは、1990年代半ばに爆発的に流行、簡単でコストのかからないインターネット経由のファイル交換技術が、何百万ものユーザーを惹きつけ、また大きな論争の的となってきた。それ以来、何らかの均衡状態を見つけ出そうとしている音楽業界にとって、今回のPressplayの買収は新たな運命のいたずらと言えよう。UniversalとSonyは、他の大手レコード会社と共に著作権侵害訴訟を起こし、その訴訟によってNapsterが最終的に廃業に追い込まれたからだ。Napsterの技術が、ユーザーが別のユーザーのハードディスクからほぼ全ての楽曲をダウンロードできるピアツーピア(P2P)ネットワークを構築することで、著作権を侵害したというのが、この時の大手レコード会社側の訴えだった。

 またUniversalとSonyは、Napsterの大ブームに対抗し、オンラインでの楽曲販売の試みとしてPressplayを立ち上げた。Warner Music Group、BMG Music、EMI Recorded Music、AOL Time Warner、RealNetworksによる同様のサービスMusicNetも、ネット経由での楽曲販売に取り組んだが、両サービスともなかなか契約ユーザーが集まらず、またサービス開始の遅れが出たり、経営陣が交代するなど、苦戦が続いていた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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